2009年9月11日金曜日

Ubuntu で xhost + を有効にする

他の PC から X アプリケーションを自分の PC に表示したいときがあります。
Ubuntu でやる場合は以下のようにやります。

1. X アプリを起動する PC (転送元) で下記の設定をします。

# vi /etc/X11/xinit/xserverrc

exec /usr/bin/X11/X -nolisten tcp
の行を編集 (-nolisten tcp を外します)
↓
exec /usr/bin/X11/X

2. 自分の PC で xhost + を実行します。

# xhost +

3. ssh -X でログインします。

other_pc は転送元 PC。

$ ssh -X other_pc

4. ログイン後、X アプリを起動します。

環境変数 DISPLAY を設定後に起動するか、X アプリの -display オプションで設定します。
xeyes を起動する場合の例。

$ export DISPLAY=my_pc:0.0
$ xeyes
または

$ xeyes -display my_pc:0.0

■ 2019/08/23 追記

Ubuntu 16.04 環境では、転送先 PC で、下記の設定が必要でした。

# vi /etc/lightdm/ligthdm.conf
下記を追記して、再起動。
[SeatDefaults]
xserver-allow-tcp=true

● xhost +, DISPLAY, :0.0, -display, 効かない, Can't open display

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

参考になりました。
有難うございます。