2011年4月29日金曜日

scp コマンドのメモ

scp コマンドの使い方メモ

$ scp FILE_NAME USER@HOST_NAME:PATH

(例)

$ scp hogehoge.txt masao@192.168.0.10:/tmp/

● scp, ssh, copy, 転送, 使い方

svn: Can't convert string from native encoding to 'UTF-8'

Subversion を使っていて、このエラーが出るときがある。
svn: Can't convert string from native encoding to 'UTF-8'
ファイル名が SJIS のときに出る時がある。
LANG=ja_JP.UTF8 だけではだめで、
LC_ALL=ja_JP.UTF8 を設定すれば、とりあえず OK。
これで凌ぐか。

ファイル名の文字コードを調べるには kcc を使えば良い。
まさおのブログ (表): 日本語ファイル名の文字コードを変換 参照。

● Subversion, svn, convert, string, encoding, UTF8

2011年4月17日日曜日

任意サイズのファイルを作る

Linux で任意サイズのファイルを作る方法のメモ。

100MB のファイルを作る場合の例。

$ dd if=/dev/zero of=hogehoge bs=1M count=100

入力に、/dev/urandom を使うと中身がランダムなファイルができる。

$ dd if=/dev/urandom of=hogehoge bs=1M count=100

任意の 1 バイトのファイルを作る。(ファイルの中身を 0xff にしたい場合)

echo "010000: ff" | xxd -r -s -0x10000 > hogehoge

全データが 0x5A の 2112 バイトのファイルを作る。

for i in `seq 1 2112` ; do
    echo -en '\x5a'
done > All_0x5A_2112byte.bin

● 任意, バイト, サイズ, byte, size, 作る, 生成, 作成, dd, urandom, echo, バイナリ, binary

2011年4月10日日曜日

bootchart を手動で組み込む

bootchart を手動で組み込むときのメモ。

1. bootchart をダウンロード

ここからダウンロードする。
現在の最新バージョン Ver.0.9。
http://www.bootchart.org/

2. bootchart の準備

ダウンロードした tar.bz2 アーカイブを展開。

$ tar jxvf bootchart-0.9.tar.bz2

bootchartd, bootchartd.conf を対象システムのファイルシステムにコピー。

$ cd bootchart-0.9/script/
$ cp bootchartd TARGET_ROOT/sbin/bootchartd
$ cp bootchartd.conf TARGET_ROOT/etc/bootchartd.conf
  ( bootchartd.conf を編集し、ファイルの書き出し場所はシステムにあわせて変更する。 /tmp とか )

3. カーネルソースを編集 ( または、起動オプションを変更? )

TARGET_LINUX_SOURCE/init/main.c を編集し、/sbin/init を起動しているところを書き換え、
/sbin/bootchartd が起動するように変更する。

$ vi LINUXSOURCE/init/main.c
下記のように変更
(変更前) run_init_process("/sbin/init");
(変更後) run_init_process("/sbin/bootchartd");

4. ターゲットシステムを起動

bootchartd が init を呼びだすので、準備が整えば、起動するだけで OK。
ターゲットで /sbin/bootchartd stop を実行すると、/etc/bootchartd.conf 内の BOOTLOG_DEST で指定した場所に、bootchart.tgz が作成される。

# /sbin/bootchartd stop

5. bootchart.jar を生成

bootchart.tgz を /var/log/ ディレクトリにコピーしておく。

$ cp bootchart.tgz /var/log/bootchart.tgz

bootchart.tgz を PNG 形式に可視化する。

Java のソースをビルドしておく。

$ cd bootchart-0.9/
$ ant
  ( ant がインストールされていない場合は、apt-get install ant でインストール )

Java プログラムを実行する。
/var/log/bootchart.tgz の内容がパースされ、bootchart.png ファイルが生成される。

$ java -jar bootchart.jar

6. PNG ファイルを表示する。

$ display bootchart.png

● bootchart, 組み込み, Linux, ターゲット, target